白石則雄のブログ

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夜ですね

「手に入れること」と「気づき」は、まったく異なるように思えますが、本質は同じです。

どちらも、本人の元気につながることだからです。

手に入れることで、元気になる

すでに存在している幸せに気づいて、元気になる

結果としては、どちらも同じ元気につながります。

 

しかし、私たちは物質的な欲求に偏っているようです。

手に入れて、初めて元気になり、幸せになれると思っています。

 

しかし、この方法で生きていくことは、時間とお金がかかります。

「新しいものを手に入れること」は、物質的な制限の問題もあります。

机を手に入れ、家具を手に入れ、人形を手に入れ、喜んで元気になります。

次から次へとたくさん手に入れていくと、ついには部屋が物でいっぱいになります。

自分の部屋は、寝る場所さえなくなってしまうでしょう。

食事をして元気になるということもあります。

だからとはいえ、たくさん食べればいいわけではありません。

食べすぎると太ってしまい、逆に病気になります。

得ると幸せになれる方法では、狭くなったり、重くなったり、病になったりします。

そのうえ、物質的欲求を満たす方法は、限界があります。

 

しかし「気づくこと」に関しては、どれだけたくさん気づいても邪魔にはなりません。

どれだけたくさん気づいても重くならず、邪魔にならず、病になるということもありません。

「私には健康がある」

「友達がいる」

「携帯もあるし、机もある」

「そして命がある」

得ることで幸せを感じようとするのではなく、すでにある幸せに「気づくこと」によって元気になるのです。

落ち込まない人は、すでにある幸せを振り返る習慣があります。

「あれも欲しい、これも欲しい」という考えではなく「私はすでに幸せに囲まれている」という気づきによって幸せになっています。

すでにあるのですから、特別なことがなくても、日頃から元気なのです。

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